悪徳業者の見分け方
実は、FXの業界は、かつては非常に危険なものでした。
FX取扱会社が強引な勧誘をしたり詐欺を行ったりすることが多発していたのです。
このような状況を改善すべく、2005年に金融先物取引法が施行されました。
これにより、FX悪徳業者は激減しました。
しかしながら、現在でもグレーなFX取扱会社は存在します。
ここでは、そのようなグレーなFX取扱会社の見極め方を説明します。
「必ず儲かる」という広告を出している。
このような煽り文句は、そもそも使用してはいけないことになっています。
また、本当に必ず儲かるのであれば、自分で取引すればいいわけですから、この文句がウソであることは明白ですね。
金融先物取扱業者の登録をしていない。
金融先物取引法により、金融先物取扱業者の登録は必須となりました。
この登録をしていないということは、その時点で違法業者といえます。
突然電話勧誘をしてくる。
2005年施行の金融先物取引法では、このような電話勧誘や、訪問勧誘は禁止されています。
つまり、違法行為ということですね。
預かり資金を別管理していない。
預かり資金(顧客から預かった保証金)が別途管理されていないとすると、もしそのFX取扱会社が倒産してしまった場合、顧客の資金もなくなってしまうということです。
預かり資金を別管理しているか、ホームページやパンフレットで必ず確認しておきましょう。
通貨の売値と買値が明記されていない。
FX取扱業者の利益になるものは、手数料とスプレッドです。
手数料については明記していても、スプレッドが明らかになっていないFX取扱会社があります。
そのようなFX取引業者では、実際にいくらの利益、損失が出るかが判別できません。
スプレッドを書いていないFX取扱業者が即悪徳業者とまでは言いませんが、避けたほうがいいでしょう。
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