外貨預金との違い
日本国内の銀行に貯金をしても、超低金利であるため、資金は増えていきません。
ただ預けているだけ、という状況です。
これではもったいないということで、金利が高い外貨に注目が集まっています。
この、外貨を使って資金を増やす方法に、外貨預金とFXがあります。
外貨預金とFXは似て非なるもの。
そこで、この2つの違いについて説明していきます。
手数料の違い
外貨預金とFXの手数料には、大きな違いがあります。
結論から言うと、外貨預金の手数料は、FXの手数料の数倍から数十倍かかるのです。
例えば、ドルを円に換える場合、FXでは1ドルにつき0.1円程度の手数料がかかります。
なかには、手数料無料のFX取扱会社もあります。
これに対し、外貨預金では、1円程度の手数料となってしまうのです。
この違いは非常に大きいですね。
レバレッジ
レバレッジとは、テコの原理のことです。
小さな力を加えることで、大きな効果を得るということですね。
FXではレバレッジを効かせることができます。
例えば10万円の資金で、100万円分の取引をすることができるのです。
これに対して外貨預金では、レバレッジを使うことはできません。
あくまでも預けた資金のみで金利をもらうということです。
FXと比べるとローリスクローリターンということになりますね。
円高と円安
外貨預金で儲けようとする場合、円安の局面でないと厳しいというのがあります。
というのは、為替差益を考えた場合、円高で投資をしてしまうと、外貨の高い金利で得た利益が円に戻す際に吹っ飛んでしまうからです。
これに対してFXでは、円高・円安の両局面で儲けることが可能です。
円安では「買い」、円高では「売り」から入ればいいからです。