株式投資との違い
FX投資よりも広く認知されているものに、株式投資があります。
FX投資と株式投資とは、どのように違うのでしょうか。
この点につき、以下、解説します。
取引時間の違い
FX投資と株式投資の違いとして、先ず最初に挙げられるのが、取引時間の違いです。
FX投資は世界各国で行われますので、24時間リアルタイムで取引することができます。
そのため、日中仕事をしているサラリーマンでも、夜に取引をすることができるのです。
これに対し、株式投資は基本的に9時から15時まで。
時間の成約がありますので、サラリーマンがリアルタイムですることは、物理的にかなり難しいですね。
市場規模の違い
FXの市場規模は全世界。
これに対し株式の市場規模は日本国内。
数字で表すと、FXの市場規模は、株式の市場規模の約70倍以上と言われています。
値動きの違い
FXの値動きは、株式の値動きと比べて小さいという特徴があります。
株式の場合、投資額の数十倍に価値が上昇する場合も少なくありませんが、逆に会社が倒産して株券が紙くずになってしまうというおそれもあります。
この点、FXにおいて、通貨の価値が数十倍になることはまず考えられません。
1ドル100円が、1ドル1000円になるなどありえませんから。
また、その国が破綻してしまう場合というのもほぼないといっていいでしょう。
つまり、値動きという点においては、FXのほうが穏やかであると言えるのです。
なお、FXには、株式投資の信用取引に似たもので「レバレッジ」があります。
自分の資金の数倍から数百倍もの効果を発生させることができる取引方法です。
これがあるため、FXの値動きが小さいからリスクも小さいとは、一概には言えないのです。