マージンコール
FXには、マージンコールというシステムがあります。
マージンコールとは、FX取引に必要な保証金が、FX取引会社が定めた割合を下回った場合に、「保証金が少なくなっているので追加で入れてください」という警告のことです。
このマージンコール、通常はFX取扱会社から電話やメールによる連絡です。
マージンコールが来た場合の対処方法は2つ。
保証金を追加するか、決済するかです。
では、この保証金追加と決済のどちらをするべきなのでしょうか。
そもそもマージンコールというのは、大きな損が出ているから気をつけてくださいという意味があります。
そのような危険な局面で、さらに静観するのか、それともそれ以上の損失を出さないために取引を終わらせるのか。
考えるまでもありません。
ここは、決済して、それ以上の損失が出るのを防ぐべきです。
もちろん、決済後に好転し、結果的には決済しなければよかったということもあるかもしれません。
しかしそれはあくまで結果論。
FXで稼ぐためには、危険時における損失をどれだけ抑えられるかという点が重要なのです。
マージンコールは、危険を知らせるもの。
したがって、マージンコールが出たら、すぐさま決済が基本です。
なお、FX取引会社によっては、マージンコールを取り扱っていないところもあります。
FX初心者であれば、マージンコールは危険回避という意味からも必須。
したがって、マージンコールを扱っているFX取扱会社を選ぶようにしましょう。
